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目次はこんな感じです。 -
第１章 競争と統治とモラル（猪木武徳・国際日本文化研究センター教授）
- １ 複雑な変化 ２ 大波乱と貿易
- ３ 距離の暴虐 ４ 所得分配の変化
- ５ グローバルな統治 ６ 弱まる統治力
- ７ 権力と信頼 ８ 信頼と文明
- 第２章 市場と国家と政治（佐々木毅・学習院大学法学部教授）
- １ 解放された資本 ２ 自由放任体制
- ３ 経済人の没落 ４ 民主化との相克
- ５ 民主主義との妥協 ６ 国家との共存関係
- ７ 新興国の台頭 ８ 問われる道義性
- 第３章 社会的共通資本の時代（宇沢弘文・東京大学名誉教授）
- １ 制度主義を礎に ２ 三つの領域
- ３ 持続的発展への道 ４ 温暖化の防止
- ５ 社会的共通資本としての医療 ６ 社会的共通資本としての医療
- ７ 魅力ある都市 ８ 農の営みと日本
- 第４章 市場経済と第三の道（佐和隆光・京都大学経済研究所所長）
- １ 資本主義とは ２ 自由放任の復活
- ３ サッチャリズム ４ 完全市場と競争
- ５ 中流階層の意識 ６ 悪平等と日本
- ７ 排除のない社会 ８ ポスト工業化
- 第５章 市場経済と法（上村達男・早稲田大学法学部教授）
- １ 営利と市場規律 ２ 取引のルール
- ３ 組合・法人と市場 ４ 法人の人間化
- ５ 人間復権への挑戦 ６ 自由と規律
- ７ 公開企業とは ８ 新たな社会の構想
- 第６章 新しい福祉社会（広井良典・千葉大学教授）
- １ ポスト福祉国家 ２ 事前の平等へ
- ３ 資源配分と再配分 ４ 消費構造の転換
- ５ 基礎所得の保障 ６ ストックの配分
- ７ アジア型福祉国家 ８ 持続可能な福祉社会へ
- 第７章 世界史から探る将来（杉原薫・大阪大学教授）
- １ 文明を超える力 ２ 西洋型の発展経路
- ３ 東アジア型の発展 ４ 人的資本ルート
- ５ 技術と情報 ６ 資源と貿易
- ７ 国家の役割 ８ 再生産への視点
- 第８章 日本史に学ぶ課題（岡崎哲二・東京大学経済学部教授）
- １ 理論と経済史 ２ 戦前の経済発展
- ３ 比較優位の源泉 ４ 戦前の資本市場
- ５ 人的資本の変化 ６ 企業の契約構造
- ７ 制度の進化ゲーム ８ 制度進化の帰結
- 第９章 知識社会と企業（野中郁次郎・一橋大学教授）
- １ 新理論を求めて ２ 問われる「質」
- ３ 組織と知識創造 ４ 暗黙知と形式知
- ５ 対話と実践 ６ 企業の存在価値
- ７ 知識創造の「場」 ８ 知識創造共同体
- 第１０章 技術革新と市場経済（伊藤元重・東京大学経済学部教授）
- １ 悲観主義の打破 ２ イノベーションのサイクル
- ３ 革新と市場の反応 ４ 社会への浸透
- ５ 技術開発の連鎖 ６ デジタル革命
- ７ 国際分業の促進 ８ 進化のプロセス
- 第１１章 遊びと文化と経済（山口昌男・東京外語大学名誉教授）
- １ 文化的価値の時代 ２ 理性と遊び
- ３ 消費と蕩尽性 ４ 苦痛・遊びと幸福
- ５ トリックスター ６ サブカルチャー
- ７ 街頭アカデミー ８ 市場の「外部」から
- 第12章 人口減少と制度改革（吉田和男・京都大学経済学部教授）
- １ 高齢社会と経済 ２ 一人あたり経済を考える
- ３ 雇用制度の改革 ４ 財政と福祉の改革
- ５ 地方分権の時代 ６ 技術革新の役割
- ７ 文化の時代 ８ 改革の推進
- 第13章 グローバル化と政府（佐藤隆三・ニューヨーク大学教授）
- １ ノーベル賞と思想 ２ 四つの側面
- ３ 二つのイノベーション ４ 戦略的貿易政策
- ５ 日本の産業政策 ６ 比較優位と貿易
- ７ 国際金融と貿易 ８ 市場と伝統の融合
- 第14章 グローバル化と資本（小野善康・大阪大学教授）
- １ 資本移動がもたらす国際経済の変化 ２ 資本移動のない世界での貯 蓄と高度成長
- ３ 国際資本移動と産業構造の激変 ４ 産業衰退と産業政策の影響
- ５ 資本の蓄積と資産の蓄積 ６ 為替調節と景気の国際的逆転
- ７ 貿易摩擦の連鎖 ８ 需要力の時代
- 第15章 資源・環境と世界（十市勉・日本エネルギー経済研究所常務理事）
- １ 持続的発展の条件 ２ 人口増大と資源
- ３ 石油と民主主義 ４ 資源開発と投資
- ５ エネルギーと貧困 ６ 温暖化の防止
- ７ 技術革新の促進 ８ 協力体制の確立
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